今日の読書

中世都市と暴力』から読み始めた。1章から内容が充実しまくり。ひとつの都市が複数の権力者によって分割統治されていたらしい。統治区画での権益守るため子飼の従者を住まわせたり、そりゃ争い事も起こりまくるでしょうな。日本のヤクザのシマ争いと通ずるものがあるなとふとおもった。どうやら人間には都市を分割して統治する習性が普遍的にあるらしい。その他にも諸々の対立構造がわかりやすく記述されており、いままで都市には商人がいて職人がいて聖職者がいて統治者がいて、と平面的にしか感じられなかったが、すごく立体的に見えてきた。これはいい。
ファンタジーのつくり方―エンターテインメントを創造するためのマニュアル (オフサイド・ブックス)』これは思いのほか内容が薄い・・・というかフックするものがない。