Avenger

 終わってしまいましたが。最後の最後で、レイラが最も持ち合わせていない感情を表すとは。ドキリとした。それまでの寡黙なキャラが生きるね。というか、寡黙なキャラの構造としは定番なのか。ずっと想いを秘めたままお話が進行して最後にその想いを解放するという。このフォーマットに則って演出レベルで工夫するならば無難。構造レベルで変えていこうとすならば冒険。
 もうすこしキャラが絡んできたり、世界設定の演出とかあるのかとおもったけど。でもまぁ、あの地味な演出で続けられても間延びするだけかな。案外これぐらいコンパクトに終わらしてしまったほうが全体としてまとまりがあるのかも。
 顔超クローズドの演出とか。1/3ぐらいの時間がこの顔ドアップ演出に使われているんじゃないかと感じるぐらい。そのぶんアクションシーンのクオリティが平均以上。緩急を意識した演出だったのかな?まぁ、メリハリが出ておもしろいけど。ちょっと”緩”が多すぎたかも。