新撰組

 来年のNHK大河ドラマは「新撰組」だそうで。書店に新撰組コーナーが設けられているのをよく見かけるにつけ「ピースメーカー鐵(くろがね)」http://www.pm-kurogane.com/main.htmlの影響?とかおもって日本の将来が心配になったけど、どうやら杞憂でしたw キャスティングはさすがというか、国営放送の威光はすごいね。藤原竜也ってジャニーズと軋轢ないのかな?まぁそんなワイドショーネタどうでもいいや。NHK大河ドラマって1年もの長きにわたって放送されるものだから展開が緩慢で、わたしのように全体の構造を即座に知りたい人にとってはつらい。まぁ制作側の趣旨は、雰囲気に浸る、美術を観る、旬な芸能人の演技を観る、ということなのかな。
 歴史をエンタテインメントに落とし込む場合、登場人物やイベントの流れなど世界が定まっているので、どういう切り口で見せるかという趣向が大きなウェイトを占める。具体的には従来の歴史観をズラせるのだけど、そのために新発見の資料を加えたり、人物を現代風にアレンジしたり、架空の人物を登場させたりとか。歴史上の人物は思い通りに動いてくれないわけで、役割を持たせてドラマチックに演出するにはかなりの力量が必要。資料集めも識者が大勢いる分、手を抜けない。すげぃ大変。というわけで創作を考えた場合、よっぽど好きでない限りは歴史モノには手を出さない方が賢明。(´ω`;)
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