マリア様がみてる

作品にはその内容に応じた楽しみ方があるわけで・・・ノベルの補間にはなるかも・・といった感じですかねぇ。というかノベルを読んでないと解らなくないかな、これ。あれ?このシーンの祐巳はすごく恥らっていたはずだけどその演出ナシですか?Σ(゜Д゜;)みたいな調子で補足しながら鑑賞している自分に気づく。どこまでのお話をアニメ化するのかにもよるけど、ちょっと詰め込みすぎで駆け足になってる印象。それ故、演出するシーンが十分にとれない、カタルシスを表現できない、祐巳の内面を演出できない、となるわけですが。「ここまでのお話をこれだけの放送回数で。」というかたちで上から命令されて無理やり詰め込んだような印象を受けるな〜。でもまぁ背景とかは結構たのしめた。ノベルで把握しにくい空間的な描写とか。山百合会の建物ってやっぱりこんな感じだよね、みたいな。